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講師 Facilitator                                                  
俳優
岡田義徳 Yoshinori Okada

1977年3月19日生まれ、岐阜県出身。

1993年『浅草橋ヤング洋品店』のモデルオーディションをきっかけに芸能界へ。1994年、ドラマ『アリよさらば』(TBS系)で俳優デビュー。『木更津キャッツアイ』(TBS系)、大河ドラマ『篤姫』(NHK)など多くの作品で存在感を示す。近年は映画『鬼が笑う』『THE3名様』、舞台『私の1ヶ月』『歌うシャイロック』『SHELL』などに出演。

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企画概要 Project overview                                   

瞬発力のある俳優になるためのワークショップ

舞台・映像問わず活躍する岡田義徳さんが経験と技術を共有します。舞台では「全身表現」が必要であり、映像では「絵になる」ことが必要です。目指す方向によって内容やサジェスチョンも変わってくるため、【舞台演技コース】と【映像演技コース】を分けて開催します。俳優個人の強みを活かす演技を一緒に考えながら、現場で俳優に求められる瞬発力をつけていきます。

講師からのメッセージ

俳優としての瞬発力を一緒に養えればと思います。オーディションや撮影、そんな時に柔軟に想像して表現ができるように、一緒に芝居を考えましょう。舞台に立ってみて、まず、「伝えること」を明確に理解して、「伝わるお芝居」を一緒に作りましょう。

参加者の声 Voice of  actors

自分の個性の出し方、読解などいろいろ学びたい事があった中で、自分のキャラクターを見てる側の人はどう感じ何を求めていれのかを考えることができ、すごく勉強になりましたし、現実問題どの様な方法が改善策としてあるのか、具体的だったので、すごくわかりやすかったです。俳優の先輩として凄く魅力的な方なのでまた会いたい気持ちでいます。

 

◆長年悩みだった「声のトーンが変わってしまう」、「早口になってしまう」ことに関しての解決の糸口が今回のワークショップで見つけられたことがとても大きく、真摯に向き合ってくれた岡田さんにはとても感謝しています。本当にありがとうございました!

◆演技のことはもちろんその他の振る舞いでも学ぶことの多い充実したワークショップで、参加させて頂いたこと、感謝しています。準備期間で自分がやっていたことが全然足りていなかったことも痛感し、すぐに対応できる瞬発力を持てるように、これまで以上に準備期間を大切に使っていこうと思いました。

 

◆一日目と二日目で自分の成長が大きく見れたワークショップだったなと感じることが出来ました。単純に私はお芝居を楽しむということを忘れていました。一日目は緊張に負けて上手くやろうなど余計なことを考えてしまい、正直お芝居をしていても楽しさを感じることはできなかったです。岡田さんから「芸歴ないなら何も失うものは無い」と言って頂けた時、すごく気持ちが楽になり、その瞬間からもう思いっきり、楽しく明るくバカ丸出しでやろうと思えました。ワークショップに参加してよかったです。ありがとうございました。

舞台のオーディションでモノローグを渡される事が多く、オーディションに持っていくための準備を知ることができ、とても勉強になりました。自分の準備が思ったより準備になっていないこと、自分が出したつもりのものが相手には全然伝わっていないこと、ものを表現するにはこんなにも力と想像力と集中力が必要なことを改めて実感しました。また、自分のくせや俳優としての改善点をしっかりと伝えてくださったことで、自分のこれからやらないといけないことを具体化でき、これからの糧になりました。いつもできないとすぐに諦めてしまうのですが、岡田さんの厳しくも愛のあるアドバイスが、出来ないなら出来るまで考えてトライをしていく前向きな気持ちにさせて頂けたと思います。

自分が視聴者としてみていた岡田義徳さんに見ていただき、指導していただいた、この2日間は自分の生きてきた中で間違いなく、自分自身を大きく変化する8時間になりました。自分の中での課題、課題に対する解決策、武器というものが本当に漠然としていて、明確なモノを常に模索し続けていて、確信をつけそうなあと一歩というのがとても分厚い一枚の壁になっていました。他の方の演技を見て学べた事もとても多く、この2日間で成長速度が凄まじい姿をたくさん見て、改めて奮い立ちました。

私自身お芝居に対して色々な悩みがありましたが、まずは「声」という根本的なところから向き合っていただけたことで、気持ちがスッキリした気がしました!どんなに技術面や感情面に向き合ったとしても、自分の声で届けないと、伝えたいものも伝わらないのだなと痛感しました。今まで声優のお芝居を勉強してきた私にとって「声」というものはより大切にしていたはずなのに、地声の方が私らしくて伝わると言っていただけたことは、ある意味目からウロコのような感覚でした。

 

今の自分の実力、現状を正確に把握できたこと。誰にも相談できなかった疑問や今ある不安がこの2日間で解消できたこと、本当に有意義で自分には必要な2日間でした。現場にいらっしゃる方だからこそのストレートに厳しい言葉が新鮮に心に刺さり、ただただ悔しさと刺激だらけな時間でした。そして最初からオープンな空間が私にとっては安心と信頼の空間で、真剣に悩みに寄り添ってくださり感謝しかありません。人とは別の選択を選ぶ勇気とチャレンジ精神をもち続け、選択肢の幅を広げていける役者になれるよう精進します。

 

2日間のワークショップを通して、忘れかけていた大切な感覚を思い出したり、自分の課題を再認識することができました。岡田さんの丁寧な言語化のおかげで、フィードバックが身体に直接浸透していくような感覚があり、映像演技をする上でのヒントを多く得られました。長い間分からなかったことも腑に落ちた瞬間が多々あり、伸びていくキッカケをいただけたように思います。演技についての学びがとても豊富でそれだけでも参加して良かったと思えます。

 

◆一番印象に残っていることを書かせていただきます。それは、岡田さんと伊藤さんの「稽古場の心理的安全性を意識した配慮」です。稽古場というよりかは、演ずる場と表記しても良いと思います。参加者全員に適したフィードバックを与えてくれたり、誰も置いていかずに全員が力を発揮できる場作りへの配慮など、全員に寄り添った進行方法にとても感動しました。誰かの傍に寄り添うことのできる俳優を目指しているので、ひとつの見本の形を身をもって体験できたと思います。だからこそ元々言うつもりがなかった体験をさらけ出すことができたと思いますし、そこに寄り添っていただけたことは、僕自身にとって非常に大きな意味を持ちました。

期間 Schedule

【舞台演技コース】3月25日(月)・26日(火)

【映像演技コース】3月28日(木)・29日(金)

スタッフ Staff

講師:岡田義徳 

企画・プロデュース:伊藤白馬

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