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講師 Facilitator                                                  
俳優
伊藤白馬 Hakuba Ito

1990年2月16日、千葉県生まれ。

2005年 PFFスカラシップ作品 映画『水の花』(監督:木下雄介)でデビュー。2011年日本劇団協議会主催『ポルノグラフィ』(演出:上村聡史) への出演をきっかけに、オーストラ・マコンドー、風琴工房、オフィスコットーネ、流山児★事務所、ロ字ック、劇団チョコレートケーキなど舞台作品への出演を中心に活動。映像作品では、2020年に短編映画『夜の海はまだ遠く』(田中博已監督)にて、THE 48 hour film project TOKYO主演男優賞受賞、日曜劇場『Get Ready!』やCM『リポビタンD』に出演。2023年1月より俳優名を「照井健仁」から「伊藤白馬」に改名。芸名は祖父母の営んでいた民宿が長野県白馬村にあることに由来する。

企画概要 Project overview                                   
俳優・伊藤白馬のワークショップ

当日にテキストを配布し、初見の台本に取り組みました。まずは実際に演じ、初見ゆえに曖昧になる部分を確認します。それはどうして曖昧になってしまうのか、どのように考えていけばそれは埋まるのかを参加者全員で考えていきます。そのうえで「身体」や「声」について目を向けます。「感情」という目に見えないものに頼る前に、実際に目に見える形で変化を起こせる「体勢」や、実際に聞こえる「声」、つまり相手に影響を与え得るものから考えることで、演技を個人作業として捉えることから脱却し、共同作業としてシーンを作っていく楽しさを体感します。また、日常で無意識的に行っている人間の行動を科学し、それを意識的に演技に落とし込むこと=無意識の意識化の重要性とそのトライアンドエラーの歴史がいつか再現性のある「技術」として現れることを共有しました。

参加者の声 Voice of  actors

◆これまで点だった経験を線にするための技術を学んだ気がします。今まで眠っていたものが起きたような、そんな素敵な時間になりました。


◆私が学んできたお芝居へのアプローチとは真逆の新しい一歩でした。目から鱗、ストンと腑に落ちる事ばかり。技術って経験値だけで構成されるものじゃ無いんだ。芝居怖い、ってならない為のお守りですね。芝居はやっぱり楽しいんだ


◆もっと準備すればよかったとか緊張しすぎてボロボロだったとかいろいろ後悔ありますが、そんなときにこそ大切にしたい「技術」をもらいました。

◆新しい出会いに刺激を受けながら、楽しく学ぶことができました。やっぱり演劇は本番もそれまでの過程も私は好きだなと再確認できました。皆んなで作っていく感覚。忘れずに…。誰に対しても具体的に決して否定せず受けとめて言葉をくださる白馬さん。すーっと心に沁み込みました…。参加されてた方々も温かく、でも個々がしっかりされてて一緒に作ってどんどん進化するのを見れて楽しかったです。世界がいつもより少し明るく見えました。来て良かったです。


◆初見の台本を短時間でどう立ち上げるのか。まずは体感し、言語化して、実践で落とし込む。学び多き時間でした。

◆安全に台詞を言える稽古場はなんていいんだろう!久しぶりの機会がこのワークショップでよかったと思いました。

◆初見の台本をいきなり演じるというドキドキ感と、回数を重ねるごとにシーンがどんどん鮮やかになっていく体験ができて、とても充実した4時間でした!

◆不調な日の為の御守り「お薬」と、たくさんのすぐに実践できそうな「とっかかり」をいただきました。ここ数年の最大の悩みが解決する予感がします。なんとなく知ってて、なんとなくやってて、できてるような違うような……と直感を頼りに頑張っていた技術面の話を、もっと論理的に、具体的なところまで説明してくださってとても分かりやすかったです。自分がやっていたことを言語化できるようになったのはとても大きな収穫でした。

期間 Schedule

2023年9月27日(水)

スタッフ Staff

講師・企画・プロデュース:伊藤白馬

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